二流。

バイク乗ったり自転車乗ったり写真撮ったり。

西よりの使者(カレー風味)

Leica M10-P / Summicron 28mm f2 ASPH

山口からの来客。九州→神戸のフェリーに乗ってやってきたのは阿蘇ツーリングをご一緒させていただいたあのお方。バイクはV7からRoyal Enfield Continental GTに乗り換えていた。てかもう2年前なのか・・・

「兵庫の道を気持ちよく走りたい」というリクエストだったので選んだのはおよそいつもの道(笑)途中通行止め区間があることが発覚したり、したものの地元ということもあり余裕のリカバリでランチのお店をバーガーに急遽変更、最後は六甲も少し走ってもらえてそこそこ満足していただけた様子。よかった。赤と白のクラシック系バイク2台でつるんで走るのはとても楽しい。兵庫はいい道がやっぱり多いね。路面はちょっと悪いところあるけれど・・・そして家から30分とかで六甲走れちゃうのがマジチート。

 

さて、道中お互いのバイクを交換して乗ってみたりもしたのだが・・・Continental GTが正直に言って最高。各所モディファイが施されている車両なのでノーマルがどうかはわからないが、感想を記してみる。

まずはエンジン。OHV2バルブ単気筒の535cc。馬力は30馬力弱。SRに毛が生えたようなものだが、トルクに押し出される感触がすごい。スロットルをややワイドに開けていくのが実に気持ちいい。また車体も想像以上に良くできていて、調べるとフレームはハリスの手が入っているそう。振動も滅茶苦茶に強烈という感じでもなくて普通に乗りやすくて面食らった。もっと味付けの濃いバイクだと思ったのに・・・と感じたのも束の間、何これワインディングが滅茶苦茶楽しい・・・!オーバーなアクションで体をインに入れて細いタイヤを操りつつ、スロットルをワイドオープンでコーナーを駆け抜けるのがたまらない。その際も車体はしっかりしていて安心感があるし、エンジンパワーも速度も低めなので積極的に開けて操っていける。超楽しい。

ポジションも先に述べた振動もイメージよりずっと快適で、ツーリングも全然いけそう。そのくせ近所の山道をぶらっと数時間、100kmそこら走るだけでこれは満足感たっぷり。高速道路だけは多少我慢が必要かもしれないが、速度も控えめ、休憩もちょくちょく取って急がなければ問題ないかなと。

 

そしてバイク交換を終えて改めて乗ったV7はとんでもなく楽なバイクだった(笑)街中、山道、高速とどこでも楽しく快適に快走できる「ぼくのかんがえたさいきょうのばいく」だったが、Continental GTの下道での楽しさがそれを上回った衝撃。ツーリング性能をある程度両立してるし、これは惚れちゃう・・・とはいえエイヤッで日帰り長距離走ったりできる強みもV7にはあるし、現状足周りもキマってワインディングの走りがキレッキレでこれはもう手放せない。

グッツィとは同じようなベクトルの、やや少し若干違う理想のバイクでした。2台持ちしたいまじで。

 

それにしても住んでる場所が違っても、こうして遊んでくれる人がいるのはありがたすぎるね。次はどこで一緒に走れるだろうか。楽しみ。