Leica M10-P / Summar 5cm f2
冒頭からぶっちゃけるとSummicron 35mm f2 1st、通称「8枚玉」が気になっている。光の柔らかさとキレの良さ、コンパクトさに純正フードを付けた時のルックスの良さ、地味に最短撮影距離70cmという使い勝手の良さ・・・しかし高い。高すぎる。おまけに個体差の嵐という噂。地方在住者にはひたすら試写するほどの出会いもなく、そもそもフルサイズミラーレス機上位機種本体が買えるような金額は正直厳しい。それについ昨日「最愛」なんて題を付けて紹介したSummilux 35mm 2ndの立場はどうなる？という話。
要するに欲しいだけ、で片付いたらよいのだが問題は今後ライカレンズがどんどん高騰しそうということだ。とりわけこの一年の相場上昇は大きく、すでに手が出せなくなったレンズがいくつもある。ギリギリ間に合う手が届くうちに、という思いがこのモヤモヤの正体なのだろう。
あとはシルバークロームのM10-Pに8枚玉を付けた滅茶苦茶格好良い写真を見てしまったのも引っかかっている。一時は機材整理して銀のM10-Pに買い替えてレンズもSummilux 50mm 1stと8枚玉に集約しようかと真剣に検討してしまった。よくわからない沼にいるなと自分でもそう思う。
