近所の天神さんで梅の木が見頃だったので散歩がてら行ってきた。そこまでメジャーなスポットでも無い為に混み合うこともなくのんびりと境内を見て回れた。平日ということもあり年配の人多かったが、皆スマホを持つ手を限界まで伸ばして背伸びもして梅の花を撮っていた。一眼レフやミラーレス機を携える人はごく数人で、撮るだけのデジカメの意義は一般的には駆逐されてしまったことを改めて感じる。
そんな中自分は今回M10-PとElmar5cm、Canon85mmを持参。突然飛んできたメジロに湧く野生のカメラマンに混ざって撮影してきたが、一応撮ることは出来た。きっと隣でバズーカを構えたおっちゃんはもっとアップでガチピンなメジロを撮影していたのだろうがこれで充分。完璧を目指す遊びもあるが、出来る事が限られた制約の中で遊ぶのも楽しい。
この頃写真を撮るのは本当に面白いという思いが最近より強くなっている。本気で写真をやっている人には怒られそうだが、随分と色々遊ぶ事ができる趣味だと思っている。
カメラが売れずスマホカメラばかりの世の中だが、カメラで遊ぶことの面白さをもっと知って欲しい。