二流。

バイク乗ったり自転車乗ったり写真撮ったり。

ジェネリックノクチとヒガンバナ

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Leica M10-P / TTArtisan 50mm f/0.95 ASPH

立て続けにレンズが生えている気もするが、実は注文したのはSummilux50mmよりも前。しかし中国から届くのに1ヶ月近くかかった・・・ひっそり話題な深圳の光学メーカー、銘匠光学のTTArtisanブランドのレンズ。どこかで見たスタイルにどこかで聞いたことのある50mm f0.95のスペック。しかしどこかで見たレンズと劇的に違うのはそのプライス。定価ベースで約1/16(!)

TTArtisanのレンズはライカのよく言えばオマージュ、悪く言えばデッドコピー(光学系まで丸パクリではないっぽい?のでこの場では見た目やスペック、ポジションを指してそう評します)ということで世間では敬遠する人が多い模様。自分も安いけど買うことは無いなと思っていたが、夢のノクチスペックで作例を見る限りまあまあちゃんと写りそう、ってことで手を出してみることに。

自分にとってはある種の飛び道具だと思っているので安価で遊べれば十分。だけど意外にも写りはちゃんと開放から使えるもの。と言っても現行ノクチの凄まじさの足元にも及ばないが、案外そのほどほど感が良いと思ったりも。また見た目、特にフォントがどういうつもりなのかというぐらいクソダサいけど安物レンズの愛嬌と思えばこれも味かも、なんて(笑)

絞りリング、絞り羽、ピントリングあたりの造りは割と良く、距離計連動の微調整も適当に合わせたら大体使えるようになった。ちなみにレンジファインダーでも十分ピント合わせ出来たので一安心。

 

先日のツーリングではこのレンズも持参して彼岸花の撮影で活躍。撮った写真の仕上げもチャイナレンズも、ライカ好きな方々には全くウケなさそうだが、自分が気に入っているのでヨシ!