Leica M10-P / Summar 5cm f2
ネットでライカレンズについて調べまくっていると、どうやらLマウント時代のものに自分は惹かれる事が多いらしい。写ってるのか写ってないのか、現代の基準からすれば低い光学性能のレンズが気になって仕方がない。とりあえず一度使ってみようと手に入れてしまったのは癖玉Summar。つい先日Blogで気持ちは落ち着けたと宣言しておきながら、我ながら見事なフラグ回収である。
さて、手元にきたSummarは1934年製という大昔のもので、当然のように前玉にもまあまあ小傷があった。あまり気にせず撮影してみると確かに癖が強い!ただその癖も分かりやすいというか、読みやすい癖だと感じたので案外撮りやすく感じられた。結果撮り上がったものも中々雰囲気よく、いかにもSummarっぽい写真に・・・と、これは果たして良い事なのだろうか?
考えるうちに以前フォトヨドの記事で見かけた「写真を撮ってるのではなく、レンズのクセを撮ってる」という言葉を思い出して頭を抱えることになってしまった。そうかこれが「癖玉」の難しさなのか・・・